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どうして珍しいワークショップにこだわるのか

札幌ではあまり行われていないジャンルのワークショップにこだわっている理由。

それは「知るということは、未来の選択肢を増やすということ」という思いがあるからです。

 

例えば、小学1年生の女の子の将来なりたいものの上位には「ケーキ屋さん」や「お花屋さん」がランクインしますが、成長していくにつれそれらの順位は下がっていきます。

その代わりに「建築士」や「公務員」が入ってきます。

これは、成長していく過程で新たな職業を知ったり、職業によって給料が違うことを知ったり、給料が多い方が自分の望む生活が手に入りそうだと知ったりしたからですよね。

もちろん、それらを知った上で「ケーキ屋さん」や「お花屋さん」を目指すことを選ぶ人もいます。

 

これは子どもにとっての将来に限らず、大人だって同じこと。

職業が変わるほどのインパクトはないかもしれませんが、休日の過ごし方が変わることは大いにありえます。
大人だって、知ることによって未来の選択肢が増えていくのです。
少ない選択肢の中から「それしか選べなかった」のと、たくさんの選択肢から「それを選んだ」のとでは、満足度や幸福度は大きく違います。
さらに、「知る」という中には「自分を知る」ということも含まれています。
「工作は苦手で…」と言う方もいますが、実は工作全般が苦手なのではなく「カッターで切ること」が苦手なだけという場合も多くあります。
切ってあるものを組み立てるのは楽しいし、組み立てるだけであれば複雑なものでも作り上げられる、とか。
けれど、一番最初の「切る」作業が上手にできないと、綺麗なものは出来上がらないですよね。
だから、自分は工作が苦手だと思ってしまう。
これって、すごくもったいない。
そして、こういうことは工作以外にも多くあると思うのです。
こんなことをお伝えしたくて、あまりメジャーじゃないものづくりばかりを行っています。
単純に、私がそれらが好きだというのもありますけどね(笑)。

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