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還暦のお祝いBOXを作りました

父が還暦を迎えたので記念品としてボールペンをプレゼントすることにしたのですが、ボールペンだけじゃ味気ないので、ノートと道具箱と合わせて還暦祝いBOXとして贈りました。

 

まずはノートから

せっかく選んだボールペンを長く楽しく使って欲しいなぁと思ったので、書き味の良い紙でノートを作ることにしました。

「紙は何にしようかなぁ」「どれもそれぞれ良い書き味だしなぁ」「6種類のノートをプレゼントするのもなぁ」と考えていたのですが、紙が6種類あったので12ページ(干支一周)ごとに紙を変えて60ページ目で1ページ目と同じ紙に戻ってくるノートを作ることにしました。

我ながら還暦にぴったりのノートを思いついたと上機嫌で制作開始。

途中で「59ページと60ページの間に赤い紙を挟むと還暦に合わせてるってわかりやすいかな?」と思いつき、赤いトレーシングペーパーを挟みました。

中央より少し右側に赤い紙があるのがわかるでしょうか?

しおり紐などにもアクセントとして赤を使っています。

ページ数は全部で108ページあります。

人生100年時代なので、それくらい長生きして欲しいな…という願いも込めて。
60ページ目にメッセージを書きました。

還暦ノートだから表紙も赤にしようかと思いましたが、父の持ち物は黒や紺、 茶ばかり。

好きじゃない色、自分の持ち物として馴染まない色だと気持ちよく使ってもらえないかも…と黒い表紙にしました。
写真だとつぶれてしまっていますが、皮のような表情のある型押しの紙です。
黒一色だと味気ないし、おめでたい感じにしたかったので、金色の和紙を帯にしました。
道具箱を作る
ただラッピングして渡しても良かったのですが、もう少し「還暦セット」な感じが欲しかったので道具箱として使ってもらえる丈夫な箱を作りました。
厚手の芯紙を使い、膠(にかわ)で貼ってがっちりとさせました。
紙はノートと同じ紙で、中に少し表情のある青緑の紙を使いました。
箱の形式は印籠型と呼ばれるもの。
蓋を閉めた時に蓋と身(ものを入れる方)に段差ができないものです。
父はきっちりとした性格で片付けもまめにするので、棚などにぴっちりと収まる、つるんとした箱の方がよいかな?と思い、印籠型にしました。
ノートを入れるとこんな感じです。
A5サイズ(ハードカバーなのでA5よりも少し大きいですが)のノートがぴったりと入るサイズです。
のしをかけて、水引を結んで完成
ノートの帯に使ったものと同じ和紙をのし紙にして、赤い絹巻の水引を結んで完成です。
水引、女性への贈り物であれば梅の花の形に結んだのですが、男性へのプレゼントなので松結びという結び方にしました。
初挑戦でしたが、まぁ上出来ではないでしょうか(笑)。
箱が大きいので、ぐるりと回した帯の部分は5本、松結びの部分は7本で結んでいます。
なかなかめでたい雰囲気にできあがりました。
この還暦祝いBOX、喜んでもらえたようで、一安心。
父は私の仕事がワークショップ屋さんだということは知っていても、具体的にどういうものを作っているのかはよくわかっていなかったので、今回のBOXを開けながら「これもこれもこれも、ボールペン以外は全部ワークショップで作り方教えてるの!」と説明しました。
「水引もだよ!!」と言うと、「使い道はないが捨てるのは忍びない」ということで、返却されました(笑)。
ワークショップでやる時、作りやすさと仕上がりの綺麗さ、どちらかを選ばなければいけない時はどうしても作りやすさを優先させてしまいます。
日頃は「どうやったら作りやすくなるな?初めてでも上手に作り上げられるにはどうしたら良いかな?」と考えているのですが、今回は久々に「とにかく綺麗に丈夫に仕上げる!!」ということに集中しました。
「初めての人にも作りやすくする技術」も「品質を高める技術」も、両方とも必要だし、もっともっと精進しなければなぁ…と思いました。
出来には満足していますが、大急ぎで作って写真を撮ったので、背景が絨毯…それだけが心残りです…。

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