札幌ではなかなか体験できないジャンルのワークショップを毎週開催。
お知らせや日々のことなど、ゆるゆると綴っていきます。
タイトルの通り、月翳堂古本店は閉店することとなりました。
そして、サイトとブログはツキカゲドウ ワークショップ研究室としてリニューアルオープンいたします。
これまでも古本屋とワークショップ屋の両方を行ってきましたが、今年に入って古本:ワークショップの割合が0:10になったので、古本屋の方を閉じることにしました。
一人で両方を行っていくというのは、正直、大変でした。
約5年間、たくさんのお客様にご利用いただきました。
私が好きな本しか置かないという、かなり偏った古本屋でしたが、リピートしてお買い物をしてくださる方もいらっしゃいました。
どきどきしながら、初めて本の買取をさせていただいた日のことを、今でもはっきりと覚えています。
古い文庫本の改装(表紙をハードカバーに付け替える)から始まったワークショップですが、今では様々な講座を行い、お子様から年配の方まで楽しくものづくりをしていただいています。
ツキカゲドウ ワークショップ研究室については、こちらのブログで少しずつご紹介していきますので、変わらずご愛読いただけますと幸いです。
長きにわたりご愛顧いただき、本当にありがとうございました。
そして、これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
「自分だけのカラーペンをつくろう!」講座が無事に終了しました!
来てくださったお子様方、保護者の皆さま、関係者の皆さま、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
楽しかったーーー!!
さて、講座で使用したインクについて、こちらでお知らせしますとお約束しましたので、過去記事の内容を貼っておきます。
ペンの方については、また明日以降に書きますね。
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使用したのは、プラチナのミクサブルインクです。
公式ホームページはこちらです↓
http://www.platinum-pen.co.jp/mixfree_top.html
全9色あるうちの、アクアブルー、シクラメンピンク、サニーイエロー、スモークブラックを使用しました。
札幌市内だと、大丸藤井セントラル、丸善&ジュンク堂書店、大丸デパートの文具売り場で取り扱いがあります。
ただ、売り切れている場合も多いので、アマゾンで買うのが一番間違いないかもしれません。
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さぁさぁ次は図工ラボです!
小学生むけ図工イベント「図工ラボ」の予約が始まりました。
参加すれば夏休みの自由研究が完成するこちらのイベント、今回で7回目だそうです。
冬休みに続き、今回も講師として参加させていただきます!
今回、私が担当する講座は3種類7講座です。
今日は「簡単製本でオリジナル文庫本&ノート作り」について詳しくご案内します。
そろそろ集客に割と必死になっているのが伝わるでしょうか(笑)。
さて、文庫本というと、普通は表紙も全て柔らかい「並製本」と呼ばれる方法で製本されています。
これはコストがかからないし、軽いし、折り曲げられるので片手で読めるし…と文庫本の用途にとても適していますよね。
しかし、どうしても痛みやすいんです。
お気に入りの文庫本がボロボロになってしまった…という経験がある方もいると思います。
これに対して単行本などでよく目にするのが「上製本」というものです。
表紙や背表紙が厚くて硬い、ハードカバーと呼ばれているものですね。
この講座では、文庫本の表紙を取り替えて、ハードカバーに作り変えます。
「入門用万年筆付き!マイカラーインク作り」についてちょっと詳しくご案内を。
入門用万年筆付き!って言ってますけど、サインペンバージョンもご用意しようと思っているので、マイカラーペン作りと言った方が良かったのかしら…。
絵の具や色鉛筆は12色や24色などずらりと色が揃って売られていますが、色というのは基本的にシアン・マゼンタ・イエローの3色の掛け合わせでできています。
色の3原色というやつですね。
この講座では、その3色+黒のインクを使って、自分だけのオリジナルカラーを作ります。
目指す色を決めてそこへ向かって試行錯誤するのも楽しいですし、これとこれを混ぜたらどうなるんだろう?という好奇心の赴くままに混色するのも楽しいものです。
色によって効きやすさが違ってくるので、1滴入れただけでまるで違う色になったり、思ったのと違う色になったり。
意外な比率だったり、意外な組み合わせだったりで、冬休みに体験してくれた子供達も大盛り上がりでした。
冬休みの子供向け図工ラボでは、自由研究に使えるようにお勉強要素が多かったのですが、今回は大人向けということで、自分好みの色を作っていただく時間をたくさん取る予定です。
もちろん、こんな色を作りたいけどどうしたらいいかわからない!という方には、組み合わせやざっくりとした比率をお伝えしてお手伝いします。